捕まえたカブトやクワガタのオスとメスを交尾させようとしてたんだけど、
親たちがいる前で、カブト虫の交尾について嬉々として語ったりしていた
純粋無垢な少年だったんだけど、今はもう「●●」とか「●●」とかを
そういう類のものという認識だったけど、
まさか「そういう具体的なもの」とは知らなかった。
その頃、ちょうど小山ゆうの「俺は直角」にハマってて、
NHKで放送されたのもあり「お~い!竜馬」を買って読んでたんだ。
異変が起きたのは、4巻、そして5巻からだった。
竜馬がオトナになり、身分の高い女性の「加代」さんと、字の如く「結ばれる」というシーンが
あったのだった。
はじめは何が起こっているのかわからなかった(直接的な描写はない)。
ただ、加代さんと竜馬が裸で抱き合い、加代さんが「あー入った!」と言ったのだ。
コマの中では、竜馬の手も加代さんも両手は出ている。何が入ったんだ、まさか!と僕は思った。
まさか、「そのために」男と女はアソコの形状がそうなっているのか?!と気付いたときは、
まさに頭に電撃が走り、初めてジェットコースターに乗った時のような衝撃だった。
たぶん、一般的には小6にもなるころには、「なんとなく」そういうものはわかるんだろうと思う。
ただ、僕は幸か不幸かその事を本気で何も知らずに育ち、「入れる」という行為を知った時の
「そうだったのかァァァ!」という電撃は今でも忘れられない。
今は、ネットが浸透し、ちょっとクリックするとすぐにエロ広告に飛び、
フラッシュなんかで一瞬にしてセックスというものがわかる状況だろう。
調べ物をしてるだけでネットサーフィンをしてると、望まなくてもすぐにエロの海を