2023-12-06

出版中止されたトランスの本についてのメモ

日本語情報だけだと、医学的なトピックを扱った中立的な本に思える。

のだが…どうも政治的思想以外の部分に問題があるっぽい。

  

まず医学系のメディア専門家から、内容の科学的な不正確さがかなり批判されている。

それもそのはずで、著者のアビゲイルシュリアー氏はウォールストリートジャーナルジャーナリスト

法務博士号哲学学士を持っているが、科学的な専門知識はあるといえない。

この本もウォールストリートジャーナル流で書かれているらしく、論文研究の代わりに新聞記事インタビューが多く引用されているらしい。

  

そしてこの本は、リサリットマン氏が提唱した「急速発症性別違和(ROGD)」という概念に基づいて書かれている。

ROGDは、医学的診断と認められていないし科学的な根拠に基づいてないと批判されているものだ。

色々問題が指摘されているが、その内のひとつ研究調査対象

なんと調査対象は反トランスウェブサイトに集まる保護者たち。いやそりゃ否定的な結果になるだろ。

  

あと海外では好評だ。という意見を見たのでアマゾンのレビューを見てみた。

しかアマゾンのレビューは圧倒的高評価で6967件のレビューのうち、なんと88%が☆5だった。超好評。

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