一方的に被害者面して強者に対し、「だらしない俺たちの面倒をしっかり見ろ」とか「富を再分配して平等を実現しろ」的なニュアンスの政治批判やリーダー、富裕層、インフルエンサー批判がネットに多いが。でも俺ら、自分たちがその強者の立場だったら絶対にその良い思い出来る立場を分けたいなんて思ってないだろうし、結局弱者である以上強者のお情けに縋って生きていくしかないのになぜか偉そうに強者批判を繰り返す。世界に自分が働きかけられるような勇気も気概もおつむもないくせに、ただ強者には心情を理解できるはずもない自分の凄惨な生い立ちを語って、自己満足に浸ってる。
ちゃんと生きる気も死ぬ気もない、消化試合の人生の憂さ晴らしのくせに、いやに理詰めで恵まれた人間を罵倒し貶めようとする。
主役になれない悔しさはわかる。でも主役になれなくたって人にはいろんな役割があるじゃないか。一生引き立て役だって素晴らしいんじゃないか
俺らはやっぱりメインキャラクターにはなれない。これはたぶん確定事項だ。でも誰かの人生が一瞬でも輝くのを手伝う一ピースになれたり、そういうことに幸せを感じることができたなら、ちょっとはましな人生になると思った。