2023-07-17

宮崎駿作品を見た欧米人「なんで戦時中舞台なのに、日本戦争犯罪が描かれてないの?自分戦争犯罪の加担者だと認めたくないの?」

レース行方よりも目を引いたのは、ボストン映画評論家協会投票会場での劇的な一幕だった。Inkoo Kang氏は、会場で以下のような声明を読み上げた。

宮崎駿監督の『風立ちぬ』は、日本戦後歴史に対する態度をよく表している。戦争の恐ろしさは認めているが、このような恐ろしい結果を引き起こし戦争の中で、自分がどのような役割を演じたかについては認めていない。私に言わせれば、この映画は非常に不道徳である。なぜなら、飛行機製造された真の目的を覆い隠しており、しかも、これらの飛行機中国韓国労働者によって製造されたという事実にまったく触れていないからだ」

同氏はこのような声明を読み上げた理由について、「多くの米国映画評論家たちが、これほどにも明らかな『風立ちぬ』の道徳的盲点を十分に考慮していないため」と説明。「この映画は単に無害な理想主義者映画だとすべきではなく、日本戦後の主流文化文脈の中で評価しなければならない。戦後日本は、一貫して戦争犯罪についての反省を拒絶し、極端な状況の下では戦争犯罪自体をも認めないこともある」とした。

https://www.recordchina.co.jp/b80372-s0-c10-d0052.html

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