正直、ないものねだりが透けて見えるんだよね。
それを言わずに、卑怯な物言いをしているだけにしかみえないよ。責任という言葉にくるんだりするひともいるよね。
それは、子供のいない世帯からみてもないものねだりはあるし、どちらの側からみても、実際、お互いにうらやましいと思う部分があるわけで。
しかし、甘えという言葉で物事を考えるなら、ふと思ったんだが、国益という考え方はむしろ危うい。
現役世代はトータルで見て、将来世代に依存して生きているんだから。国益などという言葉にくるんで甘えているのは自分たちだと考えたほうがいい。
債務問題しかり、資源問題しかり。将来世代のリソースを食いつぶすことなくツケを回すことなく開発しなければいけない、というのが1987年のブルントラント委員会の結論。
将来世代に何を残せるかを考えるのは、子供がいる世帯だけの責任じゃない。
その意味で、小梨世帯との間に何か差異があるわけでもない。DINKSが将来世代のことを何も考えなくてもいいわけではないよ。
どちらかといえば、親の世代の甘えによって、託された負債や資源の欠乏、未来永劫続きそうな原発事故処理業務、親の世代が過剰に投資して老朽化した経済社会インフラ維持、