■メモ：誤ったイメージに基づいた批判言説

公立小中学校は動物園

• 誤ったイメージ：動物園は、無秩序な弱肉強食、傍若無人、制御不能な無法地帯
• 真の姿：動物園は、観客や飼育員や動物自身の安全衛生に十分配慮された、統制管理が行き届いた空間

カタールの外国人労働者は現代の奴隷

• 誤ったイメージ：奴隷制廃止前の奴隷たちは、十分な衣食住が与えられず、ムチなどでシバかれたりする劣悪な強制労働環境におかれた
• 真の姿：奴隷制廃止以前のアメリカ南部などでは、奴隷は「資産」であり、死んだり損傷すれば「損失」なので、ムチでシバいたりすることは稀で、衣食住や医療的ケアなどが手厚く保障されることが多く、それらを貨幣換算すると、奴隷がライフサイクル全体で上げた収入の8割以上を得ていた勘定になる。これは現在の非正規労働者とかが得ている報酬の割合よりずっとマシである。

《追記-221123》

外国産輸入小麦は体に悪い・食べてはいけない

• 誤ったイメージ：輸入小麦は、栽培中や輸送中に農薬が使われていて残留毒性が恐い。国産有機栽培小麦は安全安心
• 真の姿：日本で小麦の収穫期になる6〜8月は高温多湿でカビが発生しやすく、農薬よりもはるかに危険なカビ毒が含まれる割合が、輸入小麦より2倍以上ある。有機無農薬だと、カビ発生のリスクは余計に高い。

《追記-230418》

ロボットのように無愛想な接客、対応

• 誤ったイメージ：ロボットは無表情な顔をして、無機質で抑揚のない音声で接客する。
• 真の姿：(資本主義社会で競争があるという前提なら)ロボットの接客でも無愛想なことをしてたら、客に嫌われ淘汰されるであろうから、遠からず通常の人間以上に愛想良くする方向に進化する。

Permalink | 記事への反応(3) | 15:24

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