2022-09-25

そこ行くとフルーツバスケットという漫画はよく出来ていたよね

人間の発育における親の愛をやたらと過大視する風潮がとっても苦手なんだけど(親からどんなに愛されたところで社会に出たら劣った人間排除されるし自己肯定感なんてどんどん下がるから)

フルーツバスケット」という漫画に、主人公友達の一人に特殊能力が使えて服装はいつも黒ずくめの女の子がいて

そういう特徴はそれまではギャグだと思われていたけれど、途中で実はその能力理由いじめられていて

いじめっ子に能力報復して傷つけてしまった、黒い服はその戒めだって明かされて

の子家族からは無条件に愛されていたんだけどでもそれだけじゃ足りなくて寂しくて

家族からどんなに愛されていても、他人から承認必要としてしまう、それは悪い事じゃない当たり前の事だ、ってエピソードがあって

親の愛を絶対視するだけの漫画じゃないって感動したんだよなあ

まあ、結局その女の子自体は心を許せる友達も出来て

続編では結婚子供も産まれてるハッピーエンドから良かったけれど

現実はそう上手くはいかないんだけどさ

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