2022-04-01

anond:20220401111008

フィリピン特殊からなぁ

みんな海外へ渡ってものすごい支援してるし

[Forbes] アメリカ在住の移民母国への仕送り額は年間1480億ドル以上

https://forbesjapan.com/articles/detail/26892

 

アメリカに住む移民2017年自国へ送金した額

 

1. メキシコ   :300億1900ドル(約3兆3600億円)

2. 中国     :161億4100万ドル(約1兆8000億円)

3. インド    :117億1500万ドル(約1兆3100億円)

4. フィリピン  :110億9900万ドル(約1兆2400億円)⭐️

5. ベトナム   : 77億3500万ドル(約8600億円)

6. グアテマラ  : 77億2500万ドル(約8600億円)

7. ナイジェリア : 61億9100万ドル(約6900億円)

8. エルサルバドル: 46億1100万ドル(約5200億円)

9. ドミニカ共和国: 45億9400万ドル(約5100億円)

10. ホンジュラス : 37億6900万ドル(約4200億円)

11. 韓国     : 28億3400万ドル(約3200億円)

 

なお、アメリカアジア系が占める割合6%、ヒスパニックは16.3%

○ 日々の生活と送金

 

アメリカで新しい生活をうち立て懸命に働く日々、母国家族を支えるための送金。この二つがフィリピン住民生活の基本である

これに関連して、2005年12月26日サンフランシスコ・クロニクルに、 パティ・ポブレテというフィリピン2世記者コラムを書いた。

彼女自身アメリカまれだが、両親はフィリピンから移民である。内容はこうだ。

子供のころからとあるごとにフィリピンにいる「貧しいイトコ」のことを考えなさいと言われてきたという。

食べ物を残したとき、買ってもらった服が気に入らないとき、新しいおもちゃをねだったとき

十分に食べるものもなく裸足で汚れた通りをあるいている「貧しいイトコ」を思えと。そして彼女の母は、自ら金銭的に余裕がないときでも、

とあるごとにフィリピン兄弟たちに送金をし、衣服食べ物を送り続けてきたという。

 

そうした彼女フィリピンを訪れ、「貧しいイトコ」たちに会う機会があった。母の弟は母からの送金に頼ることに慣れて仕事をやめ、

4人のイトコたちは高校中退し、母の姉は自分の娘が香港に働きに出てから仕事をやめたという。

 

母は自分だけアメリカ生活できていることのある種「罪悪感」から送金をしてきたが、それが「貧しいイトコ」たちの労働意欲向上心を阻害した。

そして、それは母の親戚だけの話ではなく、フィリピン海外労働者の送金がフィリピン経済発展に貢献していないというマクロの状況も同じロジック説明できる、というものである

 

送金に頼ってフィリピン国内家族仕事をやめてしまうというのはごく普通に転がっている話である

 

[アジア経済研究所] カリフォルニアフィリピン系の人々が考えること

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Overseas/2006/ROR200608_001.html

記事への反応 -
  • つフィリピン フィリピンは女性の社会進出は進んでるが頭脳労働が進んだ国とは言いにくいでしょ 女性の社会進出が進んでる国はサービス業が多い国と少子化が行きすぎて男性だけで...

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