2022-01-21

PCR無意味論2022

1歳の子供が熱を出した。

中耳炎持ちだから抗生物質がもらいたいのだが、発熱してると外来を断れた。

別の小児科に問い合わせたところ、PCRしかやってないという。

どういうことかと聞くと、

「濃厚接触者になってしまうから聴診器を当てたりは出来ない。喉くらいはみるけれど。薬は出せる。」

とのこと。

聴診器を当てたら濃厚接触で喉をみるのは大丈夫という基準がよくわからない。

PCR時間指定10限定らしい。

もうよくわからないと思うのは自分だけだろうか。

出来ることがPCRしかなく、PCRリソースがない。

うーん、もうよくわからない。

診断のためのPCRやめたらと思う。PCR有用性を疑うわけじゃないのだが

あなた入院」「あなたはようわからん。家帰って寝てろ」と言うために、PCR必要だろうか?

検査が陽性だろうと陰性だろうと、もうコロナとして取り扱うしかないと思うのですが。

あるいは、症状の強弱に関わらず念のため検査したほうがいいという人だっていると思う。

例えば、ここ数日以内に密室会議をしたとか、どんちゃん騒いだとかいうなら、症状が軽くてもPCRすべきだろうし、必要最低限の会話しかない内勤だったら「念のため症状が治まるまで数日休んどけ」だろうと思う。

もう、本人のためにPCRで診断をつけるという段階はとうに終わってると思う。

一言でいえば、まだ医療が非常時シフトになってない。

まだ空港検疫から漏れ出した感染者をどう封じ込めるかという感じのシフトのまま、制度が動いている。

感染症法で5類相当にすればどうにかなるという話ではなく、コロナ患者は腫物扱いしろという圧力と、診断をつけてほしいという患者から圧力によって、「検査しかしない」だし、検査対象が先着順という状況に陥ってる。

このぶんだと、検査コロナ抑止力にならないし、コロナに力を割かれて通常医療は回らないと思う。

以上、素人の考えでした。

  • ワンチャン抗原検査やってむしろコロナ陽性ゲットしたら大手を振って優先的にコロナ治療受けられるぞ

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