2020-07-15

芸術分野ができない

旦那グループLINEに回ってきた、町内の育成会の人が作ったらしいチラシに、とてつもない敗北感を覚えた。

めっちゃハイクオリティ…!

田んぼと畑と寂れた神社しかない典型的など田舎自治体の草むしり写真が、よくぞここまで加工したな!と感心するくらいの美しいグリーンに囲まれ自然風景に。

しか写真を装飾するデザインがまた、シャレオツしか言いようのない出来で。

web制作会社に2ケタの年数勤めてもデザインの4文字とは無縁のせいでコーディングしかできないお荷物コーダーには、色々と刺激的だった。

学生時代、5教科の成績も良くはなかったけど(特に理数系は壊滅的)、更に悪かったのが書道に図工に家庭科音楽に保健体育。(音楽リコーダーのみ)

「私ぃ、5教科以外だけ成績良いんだよね!」というよくある自虐が、本気で自慢にしか聞こえないくらい。

ピアノを3〜4年習ってもバイエル卒業できず、中学校では美術部・高校選択授業では美術を選んでも尚画力デザイン力も学年ビリ。

中学校生花クラブなんて、毎回毎回先生に「全部」無言で生け直しされ、何が良いとも悪いともアドバイスさえもらえなかったっけ。(ちなみに他の生徒はアドバイス交えて少し手直しされる程度だった)

成人して、親の美術館通いに時々付き合うようになり、その現象にも納得した。

絵でも彫刻でも、何なら水族館の魚でも、本っ当になんの感想も浮かばないのだ。

何か感じるものが見つかれば、と思いつつ眺めはするものの、心の中ではFacebookの「いいね」を連打しているだけ。

綺麗だとは思うものの、何が綺麗とかどの部分が印象に残ったとか、人に語れる具体的なものが一文字もない。

そりゃ、理解できないのに生み出せるはずないわな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん