「育児がなければ俺は輝けるのに」という勘違い“イクメン”研究者が語る、育児と仕事を両立させる秘訣
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52811
明治大学総合数理学部五十嵐悠紀准教授、明治大学総合数理学部の福地健太郎教授と、京都産業大学情報理工学部の平井重行准教授。みんな「任期なし」じゃないか。
仕事をセーブしてもクビにはならない安定ポストにつきながら、自分は「イクメン研究者」であって、「育児がなければ自分は輝ける」と思っている男性研究者は勘違いしているという上から目線。
任期ありだと、任期が切れれば次の職はないわけなので、育児のクオリティを下げても仕事に時間を割き、少しでも次の職を得られるようにして家計の改善に努力することが「合理的」になるんですよ。
任期なしと任期ありで全く条件が違うのに、記事中に「任期」という言葉が一回も出てこない。
で、自分たちイクメン研究者と同じようにできない他の男性研究者は「勘違い」しているというのですか。そうですか。
僕ら男性ポスドクも研究者なんですが、みんな勘違いしているというのですか。そうですか。
五十嵐悠紀先生は在学中から有名でした。東大の五十嵐健夫先生が准教授でいらっしゃったころに修士の学生として入り、素晴らしい研究業績をだして、五十嵐健夫先生と在学中にご結婚されて。
素晴らしいご研究をされていると思いますし、正直、ご本人はしがないポスドクの私より優秀だと思いますけどね、頭いいなら、独身の男性准教授と結婚することが誰にでもできることではないことぐらいわかるでしょう。
自分は分野が違うのでこの方々のポスドクになることはないですが、はっきり言って、この方々のところでは、ポスドクとして働きたくないですね。
確かにあなたたち任期なし研究者より頭悪いのかもしれませんが、私らポスドクも研究者で、この国の研究を支えているんですよ。
「自分たち安定ポストにいる人間だけが研究者で、自分たちのようにできないやつは勘違いしてるからダメなんだ」とか言ってる人たちの下で働きたくないですよ。
研究者は素晴らしい頭脳の方なので、女性男性かかわらず基本的には応援しなければならないとは思う でも、分かって忙しい男性と結婚しておいて、家庭が両立できませんって何か違う...