研究者に憧れていたが、この日本では研究者としてそれなりの稼ぎ(例えば東京の23区内に一軒家を持つくらいの稼ぎ)を得るには超絶優秀でないといけない。
数学的な素養はもちろん、工学部なので煩雑なプログラムを扱うなんてこともあるし、英語論文も読みこなせなくてはいけない(自分には厳しいが)。
大学院で振るわなかったこともあって自分には無理だとあきらめた。超絶優秀ではないし向いていなかった。
それに研究者は不遇すぎる。
つねに成果が求められ研究者として一流になった頃にようやく商社や金融業界のエリートたちの中レベルといった稼ぎだ。(ネットの情報だけど)
すべては金のためだ。あとは少なからず頭を使う仕事があるんだろいうという漠然とした期待もあった。
そこで驚いた。
研修でやる数学的なことと言えば複利計算やらExcelの使い方やら、どれだけ難しくても期待値の計算くらいだ。
こんなもの理系なら高校生でもわかる。なんなら複利計算の時間幅を極限で0に飛ばして指数関数に近似して微分係数求めたりする。
ExcelだってこんなものMatlabで書けば数行で終わることを何十行とコピペして計算するなんて馬鹿らしすぎる。講師の方はExcelってすごいでしょみたいな雰囲気だしてくる。
ループやIF文が入る計算にExcelを使うなんて包丁をミキサー替わりに使うくらいばかばかしい。
激しく落胆した。
金融業界でも少なからず頭を使える仕事があると思っていた自分を殴りたい。
まだまだ始まったばかりだというのはわかっている。まだこれからだ。
ブルーオーシャンじゃないか つっても院で芽が出なかった奴だから普通に業界に染められるか潰されると思うけどね
当方研究者だが、研究者的な頭を使う能力という発想はもう通用しない世界に入ったわけで、お金のために金融業界にいったのなら研究に対する未練やこだわり・プライドを捨ててお金...
若さがすごい。眩しい。 どの会社に入ったのか知らないが、クオンツ系の部署に行けばよいだろう。 でも本当に金が全てだと思うならチマチマ数理モデルでリスク管理とか規制対応とか...
なんで彼らが工学系の研究者と肩を並べるかそれ以上の能力を持ち合わせていると思っていたの。