話の初手で「いつもお世話になってます」とこちらが言ったときに、お世話になってます返しをしてくれるお客さんは話がスムースにいくことが多いと思う。
逆に、この挨拶に対するリアクションゼロの人は話をこじれさせないように気をつけようと身構える。
実際に経験上、リアクションしない人は自分の話したいことを話したいペースで話して、こっちの言うことはさっぱり聞いてくれないことが多い。
こちらと同じステージに降りて話してくれる人と話を進めやすいってのはまあ道理だよなと思う。共通言語があるというか。
共通言語がないタイプの人はどういう属性なんだろうなあ。合わせる気がないっていうんじゃなく、本当に共通言語を持っていないような人。
社会生活をする上で客商売精神を獲得しなくて済んだ境遇の人なのかなあ。コミュ障としてはうらやましい限りです。
合わせてくれるタイプの人でも色々あって、こちらの発言を吟味した上でお世話になってます返しをしてくれる人は
基本的には気持ちよく話しがまとまるけど、何か納得できないことがあった場合はするどいツッコミを入れてくる場合がある。
逆に脊髄反射的にお世話になってます返しをする人は従順というか、悪くいえば丸め込みやすい気がする。
私自身にも言えることだけど、このお客さんも体育会系客商売を営む中で反射的に決まり文句が出るようになったんだろうか……と勝手に想像してしんみりしてしまう。
できることなら全てのお客さんに親切に、満足してもらえる応対をしたいと思っているけれど、
その実二言目ぐらいにお客さんへの態度が変わってしまっているのかもって話でした。
とりあえず、話が通じなさそうな人は非常に苦手です。