2016-07-31

親に感謝する心

親に感謝する心って、どうやって育つんだろう。

だって道徳として、親には感謝をするべき、親孝行するべし、っていうのは分かる。

けど、やっぱり過去のいざこざや、あの時どうして理解してくれなかったのか、どうして俺のことを否定したのか、

みたいな疑問や不満が渦巻いて、素直に感謝気持ちを持つことができない。

周りには、母の日父の日、親の誕生日を大切にしてて、親に迷惑心配をかけないように配慮したりして、

”親を大切に”を実践してる人もいる。そういう人は、自然に親に対して感謝しているように見えるし、

それが当たり前のように振舞っている。大人になっても、両親も一緒に幸せそうな家族写真を撮ってたりもする。

酷い虐待ネグレクトを受けた訳でもないし、人並みに育ててもらったとは思ってるし、それについては感謝もある。

貧乏でもなかったし、それなりに恵まれはいたのだと思う。

けど、そうやって家族写真を撮ろうとか、両親にプレゼントを贈ろうとか、そういう気持ちはどうやっても湧いてこない。

今年珍しく母の日ギフトを買おうかとも思った時も、昔母の日に贈り物を送ったらそんなことより

勉強家事しろと怒られたことが頭をよぎり結局やめてしまった。

よく考えたら、親戚一同の旅行はあっても、家族旅行はしたことないな、なんてことも思い出してしまった。

最後家族写真を撮ったのはいつだったか記憶にあるのは小学6年生だが。

実家お中元は贈るけど、今年も帰省する気にもあまりなれていないし帰省しないと思う。

親に感謝するって何なんだろう。

どうやったら、当たり前のように親孝行をしたりできるのか。

そもそも何が親孝行なのか。そろそろいい歳だけど、俺にはまだよく分かっていない。

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