10歳前後に見える少女が「お願いします。わたしを殺して」みたいなセリフをしゃべるマンガの広告を見かけた。
バナー画像からわかるのはその情報だけで、自分はまだ、そのマンガを読んだことはない。
大変にお約束なシチュエーションである。多分ポストアポカリプスな世界観で絶望の渦中にいる身寄りの無い少女が、主人公に救いを求めてはいたセリフなんだと思う。
で、主人公は少女の生きるその先に希望を与えることがミッションになるんだろー。サバイバルとしては王道ですよ。
このマンガに掲題を除いて思うところはないし、こういう世界観は好きなのでいずれ読ませていただこうと思ってもいる。
先にあげた通り、よく見かけるシチュエーションであり、単なるきっかけにすぎないのではあるが、疑問がひとつ。
そもそもこの少女は何歳なんだろう。10歳前後に見えるが、なにせマンガの絵なのでな。筆致の達者な方ではある。
疑問を投げかけてみたものの、じゃあ絶望的なシチュエーションで少女が放つセリフとして何が最適かと言われると難しい。
もし自分が頼る者もいない状況で死の淵にいる10歳の子供だったらどうしただろう。
泣きわめいて主人公をイライラさせて読者もイライラさせて終わりかもしれない。ダメじゃん。よくないね、これ。
なんか歌とかうわたせてみたりしてね。意味がわからなすぎて、それっぽくなるかもしれない。
感情を押し殺してて、たまに袖で涙ぬぐってね。