2016-03-29

マンガ広告。「わたしを殺して」そんなこと言うかな

10前後に見える少女が「お願いします。わたしを殺して」みたいなセリフをしゃべるマンガ広告を見かけた。

バナー画像からわかるのはその情報だけで、自分はまだ、そのマンガを読んだことはない。

大変にお約束シチュエーションである。多分ポストアポカリプス世界観絶望の渦中にいる身寄りの無い少女が、主人公に救いを求めてはいセリフなんだと思う。

で、主人公少女の生きるその先に希望を与えることがミッションになるんだろー。サバイバルとしては王道ですよ。

このマンガに掲題を除いて思うところはないし、こういう世界観は好きなのでいずれ読ませていただこうと思ってもいる。

先にあげた通り、よく見かけるシチュエーションであり、単なるきっかけにすぎないのではあるが、疑問がひとつ

年端もいかない少女自分を殺してなんて言うかなあ。

そもそもこの少女は何歳なんだろう。10前後に見えるが、なにせマンガの絵なのでな。筆致の達者な方ではある。

太い線にベタは多めで絵と世界観がよく合っている。

疑問を投げかけてみたものの、じゃあ絶望的なシチュエーション少女が放つセリフとして何が最適かと言われると難しい。

もし自分が頼る者もいない状況で死の淵にいる10の子供だったらどうしただろう。

泣きわめいて主人公イライラさせて読者もイライラさせて終わりかもしれない。ダメじゃん。よくないね、これ。

なんか歌とかうわたせてみたりしてね。意味がわからなすぎて、それっぽくなるかもしれない。

感情を押し殺してて、たまに袖で涙ぬぐってね。

少女は終わってしまった世界希望象徴になるだろうから物理的に一筋の光をあててしまう。

アニメ映えもすると思うけど。これかな。ダメかな?

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