しかしこんなヤバイやつはけっこう周りにでも何人かいたなとも思った。
・むかしバイトしていたとこでバイトの同僚の一人が辞めた。そいつはその後辞めたバイト先である会社の総務部に電話をかけてきて「社員のA子さん、あの子と何度か目が合ったんですよ。きっと僕のこと好きだと思うんです。僕も好きだと伝えてもらえませんか?」
・また同じバイト先の同僚Xが同じく同僚であるB「よくも俺をはめやがって!」と殴ってきた。あとで判明するのだが会社内の女性を帰り道デートを誘ったのだが見事振られてしまった。次の日Bがその女性と親しく話していたのを見てなぜか?はめられたのだと思ったらしい。
・会社の先輩が好きだった女の子が交通事故に遭い意識不明の重体になった。その女の子は彼氏に会いに行く途中急いでいて信号無視をしたために跳ね飛ばされたのだが先輩は次の日ニコニコしながら折り鶴を折り始めた。なんでも千羽鶴を贈るためだが完成する間もなく(仕事の休憩時間を使って折っていて折り紙も会社に置きっぱなしだった)女の子は退院してしまった。
他にも変な奴いたなといろいろ思い出している。そういうやつに共通するのは目が何度も合ったとか飴をひとつもらったとか些細なことできっと自分のことを好きなんだと思い込むこと。それから過剰な妄想をして例え相手が彼氏や旦那がいても本当に好きなのは俺なんだと確信してしまう。時には過剰な演出をしてしまう。かなり前だがある同僚が好きだった女性と似た赤の他人を街中で見つけてそいつはじっと舐め回すようにみつめしばらくあとを追っていたのがちょっと怖かった。
オンかオフしかないのかな なんなんだろな