突然の夕立でちょっと走れば雨宿りできるからそこまで行く間だけ凌げればいいやってシチュエーションとかならまだしもザーザー降りで全身びしょびしょなのに雑誌とかカバンとか掲げちゃってさ、もちろんそんなもので覆っても無駄なぐらい頭も顔も滝みたいになってたりしてんのにそれでもなお頭隠して尻隠さずどころか頭だけ隠して全身隠せてなくてとても滑稽ですよね。
なんなの頭に雨が直撃すると変な声とか出ちゃうの?
というのは本題ではなくて(本題じゃないからな)、タイトルで多少煽った方が見てもらえるかなと思っただけなんですが、それはそれとして日本人って少しでも濡れることを嫌がる人が多いですよね。
おれの知ってる範囲、行ったことのある場所、住んだことのある場所、テレビやなんかで見ただけの場所とどこの外国でも多少の雨がかかるぐらいは気にしない人が多かった。
でも日本では地下鉄の出口の階段を上った所で傘を開く人が渋滞を作ったりとか、体に一滴でも雨粒がつくことを許さないみたいな感じの人が多い印象。そんなもん歩きながら開いたってそんなに濡れやしねえよって思うんだけどねえ。
おれからすれば不思議だなー、変な人たちだなーぐらいな感じで見てたわけなんだけど、なんとなく気が付いたことがあるのでここに書いてみた次第なわけです。
「気が付いた」ってのは正確ではない。根拠とかあるわけじゃないので「思いついた」ぐらいかな。
これは日本に限った話かどうかわからないけれど、放射性物質や食品添加物やその他リスクに関しての量や確率の概念が分からない人って結構多いじゃないですか。「1ナノグラムでも入っているなら許せない!」みたいな人たち。そんなこと言ったらニンジンも塩もなんなら水だって毒だぜって言いたい気分になりますが言っても通じないから言わないよ。
とにかくそういう量や確率、比率とかって話がわからない人が日本には多いんじゃないだろうか?という想像を根拠に論理を飛躍させてだね、雨について再考してみたんですよ。
もしかして食品添加物がほんのちょっとでも入ってればキケン!とか思っちゃうタイプの人は、「雨でビチャビチャに濡れると大変なことになる」という事実から「ちょっとでも雨に触れると大変だ!」という発想になっているんじゃないだろうか?
だとしたらなんだってこともないんですよ。長年不思議に感じてた人々の行動の理由がもしかして解明できたのではないかなーと思っただけなんです。
その他の理論があれば教えてほしい。むしろ「自分はこういう理由で1ミリたりとも濡れたくないという強い信念を形成してきた!」という生の声が聞けたらもっとうれしい。
日本の雨は、汚染されているんだよ。 そんな汚水が、目や口、耳から体内に入ったら危ないだろ? だから、頭というか 頭部周辺を 死守するんだよ。
酸性雨が目に入ったらやばそう。
頭をガードっていうか、即席バイザーで視界確保してるんじゃないの?