http://anond.hatelabo.jp/20140319082652
学部のレポートや学生実験レベルであれば、東大にもコピペ文化はあった。「コピペされることを前提に手書きでレポートを提出させる」なんていう話があったが、東大でもこれを言っている教員はいた。
もちろん、文字通りコピペというのは単位がもらえないという意識があったし、実際そうした処分を受けた人学生もいた。だから、文章表現を変えて、文の順番を入れ替えるくらいはしたけれど、それすら全員がしていたかは疑問。というのも、そもそも東大には「単位なんて適当で良いよね。きちんと研究してなんぼでしょ」という雰囲気があり、学生も教員もレポートとかあまり重視していなかったところがあったから。全員とは言わないが少なくとも1/3くらいの教員はそうみなされていた。小保方さん並のコピペをして見逃されていた学生もそれなりにいたのではないかと予想している。
ただ、外部に出すような論文や、学位論文レベルになると、話は別で、そこで他人の論文を丸々コピペというのは感覚としてありえない。なので、早稲田大学の学生実験や学部レポートで「コピペが当たり前だったよね」的な話があったからと言って、それをただちに研究のレベルと結びつけるのはちょっと違うのではないかと思う。前者は多少の温度差は別にして、どの大学でもあると思うし、後者は理解不能。
早稲田大学の特定の研究室で、学位論文での剽窃が蔓延していたのなら、
1. それらの研究室に限ったことと考える
2. 早稲田大学に固有の問題だと考える
3 どの大学にもあるのだと考える
3つの可能性があるわけで、1や3の可能性をすっ飛ばして2だけを考えるのはおかしいだろう。
いずれにせよ、大部分の研究者からは理解不能な行為なので、実際にどうかは分からないけれど、今ある情報から、3ではなく2の方がありそうだと考える根拠はなく、そのように思えるのは確証バイアスの一種だと考える方が今のところ蓋然性が高そうに思える。
実権のレポートをコピペしなければ書けないレベルが、どうやったら博士論文なんか書けるんだよ。常識的に考えろよ。
実験のレポートをコピペしなければ書けないレベルが、どうやったら博士論文なんか書けるんだよ。常識的に考えろよ。 http://anond.hatelabo.jp/20140319132118 そういうスタンスで授業を受け...
今回の問題が早稲田なんだから、早稲田の問題を徹底的に究明して、そのノウハウを他大学に展開したほうが早いだろ。 全部の大学で調べて、全部の大学に展開するより 早稲田の問題を...