俺が抱える障害及び精神疾患は、パニック障害、不眠症、強迫性障害、回避性人格障害、社交不安障害、むずむず脚症候群、蓄膿症、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などがある。頭と鼻が壊れている。さらに軽度な障害(ハードル)でいえば、低身長、弱視、偏平足、ヒステリー球、パチンコ店舗数上位の地方出身、機能不全家族(自殺未遂を繰り返す過干渉の母親と、暴力を振るうだけの無関心の父親)などがある。
俺には友達がいないしもちろん彼女もいない。資格も職歴も学歴もない。
これは実は不幸自慢ではなくてただの自慢なのだ。
俺はクソみたいな家庭で生まれ俺が成し遂げたことなど何一つもないに等しいのだが、俺の親は運良く金を資産をたんまり持っていた。
嬉しいことに親ははやく死んでくれたし、俺に資産をたくさん残してくれた。だから俺は人生をそれなりに満喫している。
もし金がなかったら俺はすでに首を吊っているだろうが、俺には金があるから首を吊るロープを買わないで済む。
金で幸福を買えなかったとしても、金さえあれば多くの不幸と困難を回避することができる。幸福の機会も手に入れることができる。金があれば。
それを俺は身を持って知っている。
俺は最悪な家庭環境のなかで育ってきて自殺未遂を繰り返すほどに終わりかけていたのだが、親が死んでからというものすごく安定している。
俺は少しずつ前向きに生きて生きるようになってきた。映画をよく観るようになった。よく笑うようになった。親の呪いも薄まりつつある。
まだまだ帳尻が合わないから俺はもっともっと遊びたい。あと10年も楽しめば生まれてきて悪くはなかった、なんて言えるのだろう。
ようやく俺の人生の始まった。
羅列されている病名がショボい件。