2014-01-14

コンサル症候群

その昔、コンサル業界流行った時期があった。

バブルがはじけ、外資の力が注目された時代に乗っていた。

多くの要領のいい若者コンサル業界に入った。

自分自身そこで見たもの

極論、長くコンサル業界にいる人ほど、頭が固くて厄介だ。

本当に優秀な人ほどすぐやめる。

マッキンゼー代表される、硬直化して一方的かつ定型的でヒエラルキー構造のいわゆる「アメリカン」な考え方。

現場で汗をかい経験がなくマネージメントで汗をかく仕事

サービサーとしての意識が低く、抽象化したノウハウを持っていることが常に正しいという態度。

コンサルフィーが法外なため大企業しか知らず、企業経営の基本に無知であり、それを自覚するチャンスがない世界

長くいる人は、これらが体に染み込んでしまっているのだ。

コンサルを長く続けると、コンサルしかできなくなる。

弁舌が立ったり、ベストプラクティスを知っていたり、お偉いさんに教えを説いたりしていても、社会復帰は難しいのだ。

なぜなら現場経験があまりに少ないから

現場経験なくマネージメントだけで本当に食べられる人はごくわずかだ。

多くの人は「何かすごい経験をした」という歪んだ充実感を持っている。

特にコンサルがもてはやされた時代キャリアのピークが重なった人はなおさらだ

そして、その人が今、退職して社会に降りてくると…。

9割が裸の王様、1割が浦島太郎になっている。

長年コンサルをやっていたキャリアの人と交わる場合は、彼らのバックグラウンド特性・使いどころをよく見極めてお付き合いすることをおすすめする。

  • 海外は知らんが(似たようなもんだと思うけど)日本のコンサルは受験エリートが「偏差値」とか言ったまま社会人になるためだけに存在する職だと思う。

    • ITコンサルは、社長に取り行って仕事受注して安く下請けにやらせるという手法を確立している。 ただし、下請けに聞いて作るわけでも、ノウハウが有るわけでもないから、たいてい火...

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