2013-05-01

仕事をする上で大切な3つの意識

GW仕事の話もなんだが今俺の周りで最もホットな話題なので。

仕事が苦手な人は大抵周りを意識していない、全体が見えていない、先見性がない、とはよく言われることだ。

まり、目先の仕事内容にばかり意識が行き過ぎて、プロジェクト全体のこと、社内の現在の状況のことがまるで見えていない。

しかし、それは慣れの問題も大きく、社会人何年目になると随分全体のことを見渡せるようになるものだ。

そうすると、今度は自分が見えていないという問題がはっきりと見えてくる。

まり、目先の仕事意識できていて全体への意識もできているが、自分自身のことが実は意識できていないことに気付く。

具体的には、仕事をしている自分の疲労度、モチベーションアイデアについて自覚的ではないことに気付く。

ここに気付かない人も多いが、優秀な人はたいてい気付く。

この自分への意識は、全体への意識とも繋がっていて、自分をより意識できるほど全体も意識やすくなり、全体を意識できるほど自分意識できるという相互作用がある。

よって、最初にある程度全体への意識ができるようになったら、自分への意識と全体への意識は並行して育てていくものと考えたほうがよい。

ここまでまとめると、次の3つの意識仕事をする上で課題となるのだ。

1.仕事の対象への意識:目の前のタスクに対する意識

2.全体への意識プロジェクト全体、1年全体、会社全体、社会全体といった広い状況への意識

3.自分への意識自分のコンディション、気持ち、考えについての意識

このうち全体への意識は、ゆっくりした時間に全体を見渡すこと、仕事に慣れることでしか成長しなくて、

仕事中に全体を意識しようと思ってそう簡単に育つものではない。

となると、仕事中に意識すべきなのは、1と3。つまり仕事の対象と自分意識することである

よくシングルタスクのススメという文脈で、目の前の仕事にだけ集中しなさいと言われるが、その方法は全体に余計な意識を割かない意味では正しい。

しかし、目の前の仕事にだけ集中していては自分自身のことが見えない。

その結果、悪化しているコンディション、低下しているモチベーションに気付かずに深刻化したり、

せっかく浮かんできた面白いアイデアを手放してしまったりするハメになる。

そこでお勧めしたいのは、目の前の仕事自分自身を意識する仕事を融合させて1つの仕事と捉えることである

例えば、書類を書く仕事だったら書類を書きながら適度に自分自身もモニター(観察、監視)する、そういう仕事だと再認識する。

そうするとうまくいきやすいことに最近気付いた。

  • プロジェクト全体を見えやすくするのはPMまたはその役割を担うチームの仕事であるからして、 新社会人がことごとく「全体が見えていない」ように見えるとしたら、その会社はPMチーム...

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