某女史の子供うるさい発言騒動で思ったこと。特に、ソーシャルメディアで訳知り顔で仮説(子供を生んだことがないから分からないとか、独身女の僻みだとか、挙句の果てに相手の気持ちが思いやれない大人が云々)をとうとうと述べる人が出てきて、本当に嫌気が差してしまった。おかげでTwitterをあまり見ないようになってしまった。ちなみに、FBはその関連の発言した人はStreamから消えてもらってます。(たぶん消したまま忘れるけど)
ちょっと「この作家さんの言うこと分かる」って人がいたら全力で否定している人がいたりするし。「まあ子供いないからあなたには分からないですよね」という上から目線を言われないためにも、私の意見は心に秘めておきます。
それにしてもこの「いやー公共の場所での子供の泣き声ってちょっとつらいよね・・・特に飛行機って逃げ場ないし・・・」っていえない雰囲気は何なんだろう。すごい勢いでクレーマー呼ばわり。皆さん、お店でのタバコは死ねとか税金上げろとか大声でいうのに何でかな、と思ったけど、「タバコ吸うほうが悪い」という勧善懲悪が出来上がってるから、タバコのほうをたたけばよいのですね。つまり、この場合、子供の泣き声をうるさがるやつが悪い、と。
私だって子供の泣き声は得意じゃないけど両方が不幸だね、って思うわけじゃないですか。この女史だってお母さんに向かって「子供どうにかしろ!」って怒ったわけじゃなくて、子供には気圧が変わる飛行機は負担が大きいから、それを広める啓蒙活動をしよう、ということを言っている(作家さんなので多少の誇張はあるだろうし)だけだし。そういう「子供にとって負担」ということも考えましょうよ・・・という啓蒙コラムに私は読めたのだけれど。どうも世の中の人には違うらしい。
なんだか「どちらが悪い」ってもう大衆が決めてしまって、それじゃない人を全員で袋叩きにするような世の中になってしまったのね。ってもとから日本てそういう国でしたっけ。あああ、悲しいねえ。悲しいったら。
このさかもとさんこそが勧善懲悪気取りだったと思うけどなぁ。 法律違反をして皆に迷惑をかけたけど、うるさい子持ちに一刀両断に正論言ったんだから私は正しいよねみたいなさ。 そ...
この女史だってお母さんに向かって「子供どうにかしろ!」って怒ったわけじゃなくて 私は、着陸準備中の機内を、出口に向かって走り始めた。その途中で、子供とお母さんにはっ...