2011-09-23

自分に嘘をついているという人たち

http://anond.hatelabo.jp/20110923180937を読んで思った。

増田は「自分に嘘をついている」というけど、その興味のある分野を勉強するには増田学力じゃ足りない訳で、妥協して違う勉強したら「やりたいことじゃない」って言ってる。

それは自分を欺いてるのとは違う、理想に叶わなかった現状にダダこねてるだけだ。

だいたい何で入学時にそういうことが把握できなかった? 未来を把握できなかったツケが回ってきているだけじゃないか

親のせい? ちゃんと授業してくれなかった高校のせい? 推薦してくれた先生のせい? ガイダンスが十分でなかった大学のせい?

勉強についていけないので辞めます」というのを「自分を理解できていなかった」というオブラートに包んで「ねっ私かわいそうでしょ」っていう感じ。

「この卒論自分人生意味を持たない」なんていうけど、大学卒業した人間卒論の内容がその後の人生に大きく関わる人間なんて全体でみたらあんまりいないんじゃないかな。

目の前の卒論を仕上げられないくせに、「やりたいこと」もできなかった自分プライドを大切にしている。

そこまで「確固たる自分」を偉いと思い込んでいるのが不思議で仕方がない。

少なくともいろいろアドバイスしてくれた教授のほうが偉いよ、教授に従って卒論だけでも仕上げて卒業しな。好きなことはそれからやればいい。

本当に「やりたいこと」があるならば、どんな環境でもやりたい人はやっていくし、環境のせいにして「できない」って言う人は本当にやる気がない人だから

自分に嘘をついている」とは便利なキーワードで、「嘘をつかれている自分」は限りなくピュア存在であって「嘘をつかざるを得ない環境」だけを責めている。

大学卒論出すような年齢なんだし、そろそろ自分責任自分でとろうよ。「自分に嘘をついた」なんてキレイ言葉の誤魔化しはやめて、カッコ悪いけど「やっぱりできませんでした」っていうレッテル貼って生きていくしかないんだから。それが増田の本当の自分なんだから

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