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2008-03-03

モンティホールバリエーション

条件を追記・変更した増田です。トラックバックコメントさせてください。

http://anond.hatelabo.jp/20080302122453

なるほど。ご指摘の通りですね。

では、最後の一文を、

ここであなたのところに、Dの会社転職しないかという話が来た。あなたは転職すべきだろうか。

ここでCとあなた、どちらかがどちらかの会社転職できるという話が来た。2人とも生き残るためには、どちらが相手の会社転職するのが適切か。

に変更するので解決でしょうか。

http://anond.hatelabo.jp/20080302124828

あなたは4人の友達A、B、C、Dとともにモンティホール大学卒業した。5人はそれぞれ別の会社就職した。実はこの5社のうち毎年1社は確実に倒産することが決定している。初年度にA、2年目にB、3年目にCの勤めた会社が潰れた。

さて、ここであなたのところに「Dの会社転職しないか」という話が来た。あなたは転職すべきだろうか。

ちょっと整理してみます。

  • 2年目:3年目に、卒業時に就職した先の会社倒産する可能性
    • CD「あなた」のすべてにおいて、33%
  • 3年目:4年目に、卒業時に就職した先の会社倒産する可能性
    • D「あなた」のすべてにおいて、50%

というわけで、「あなた」がDの会社転職してもしなくても、「自分の会社倒産する」ことになる確率は変わりません。

何故、確率に「モンティホール」のような重み付けがないかというと、元祖「モンティホール」でいう「回答者が最初に扉を開く」という行為、または今回この「モンティホールバリエーションで私が勝手に条件を追加した「あなたは、3年後の時点ではまだ無事に働き続けていられることとする」という条件のいずれもがないから、ということになります。

『そして実はDのところにも誘いが来ていた。「Aの会社転職しないか」……』

Aの会社がすでに1年目に倒産してしまっているのに何故こんな誘いが?ということになり、「モンティホール」よりは「叙述トリック」で解説される分野かもしれないですねw

http://anond.hatelabo.jp/20080302134213

その通りだと思います。

2008-03-02

なんだか面白い「モンティホールバリエーション

横入りだけどちょっと問題をシンプルにしてみるね。

あなたは4人の友達A、B、C、Dとともにモンティホール大学卒業した。5人はそれぞれ別の会社就職した。実はこの5社のうち毎年1社は確実に倒産することが決定している。初年度にA、2年目にB、3年目にCの勤めた会社が潰れた。

さて、ここであなたのところに「Dの会社転職しないか」という話が来た。あなたは転職すべきだろうか。

『そして実はDのところにも誘いが来ていた。「Aの会社転職しないか」……』

  (追記)すいません「『あなた』の会社に」の誤記です。↑

…としたら、これは「ジレンマ」じゃなくちょっとした「パラドックス」になるのかな? かな?

教えてエロい人。

http://anond.hatelabo.jp/20080302122453

http://anond.hatelabo.jp/20080302035531

最初のスタートの時点で、誰か1人(1人じゃなくても何人でもいいんだが、1人の方が考えやすいので)が○○という条件が決まっていれば、モンティホールバリエーションになるかな。あと、「ドロップアウト」要素が、人に紐づいているのか会社に紐づいているのかよく分からんので、そこも変更します。

例えば、こんな感じとかどうですか。追記・変更した条件部分は太字で。

あなたは4人の友達A、B、C、Dとともにモンティホール大学卒業した。5人はそれぞれ別の会社就職した。この5人の中で、3年後に生き残るのは2人。転職をしない限り、4年後に問題なく働き続けていられるのはただ1人である。また、あなたは、3年後の時点ではまだ無事に働き続けていられることとする。

3年後。Aは会社が潰れフリーターとなった。Bはストレスから鬱病となり休職中。Cは就業中の事故で障害を負った。

あなたとDだけが無事にサラリーマン生活を送っている。

ここであなたのところに、Dの会社転職しないかという話が来た。あなたは転職すべきだろうか。

ここでモンティホールを考えると、

  • 卒業後の時点で、4年後に生き残っている可能性
    • それぞれ20%
    • もちろん「あなた」も20%
    • 一方、ABCDグループ全体では80%
  • 3年後の時点で、4年後に生き残っている可能性
    • 「あなた」は依然として20%
    • ABCDグループを生き残ったDは80%

というわけで、「あなた」は生き残る可能性がDより少ないので、転職した方がいい。という結論になる。

あなたは4人の友達A、B、C、Dとともにモンティホール大学卒業した。5人はそれぞれ別の会社就職した。

3年後。Aは会社が潰れフリーターとなった。Bはストレスから鬱病となり休職中。Cは就業中の事故で障害を負った。

あなたとDだけが無事にサラリーマン生活を送っている。

ここであなたのところに、Dの会社転職しないかという話が来た。あなたは転職すべきだろうか。

これってモンティホール問題のバリエーションになってるかなーと考えたのだが、「当たりが一つ」という条件がないので違うか。

いや、なんだかもっと根本的な違いがある気もするんだが…

2007-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20070825173213

なぜころ問答は、1=0.99...問題やモンティホール・ジレンマのように論理・真理を問う問題ではなく、考え方を問う問題だから。時代が変われば答えは変わっていくだろうし、だからこそ繰り返し聞く意味がある。

まして、問いは「なぜ人は人を殺してはいけないのか」ではなく、「なぜ人は人を殺してはいけないのか、と子どもに聞かれたらどう答えるか」。当然ここには子どもにどうあってほしいか、という考えが含まれてくるわけで。

Re: anond:20070825173213

同じように何度も忘れた頃に蒸し返される問題としては、たとえばモンティホール問題や0.999999...=1があると思うが、これらは一応、過去の問答の蓄積を誰かが掘り返してくる。

なぜころ問答は、それがほとんどないように見える。毎回記憶喪失

これに関連して思いついたこと。

モンティホール問題や0.999999...=1は、数学における事実を扱った問題だ。つまり、

事実探究(どちらのドアにするべきか?、0.999999...は1なのか?、等)
↓
事実発見(別のドアに鞍替えしたほうが有利、0.999999...=1、等)
↓
いかにして個人個人が理解する(させる)か ←いまここ

という問題構造の上に議論が進む。発見された事実は揺るがないし(だから事実発見までの議論の蓄積が役立つ)、個人個人が理解に用いたノウハウも参考になる。

一方、なぜころ問答では、

規範の根拠の探究なぜ人を殺してはいけないのか?) ←いまここ

そもそも探究されているものが事実ではなく規範の根拠だ。そして、この探究は未だ目標物を発見できていない(この点に異論あるなら、発見されたものを示してもらえると助かる)発見できていない(発見されたものの蓄積もない)にもかかわらず、「いかにして個人個人が理解する(させる)か」のフェーズに入ろうとするから、おかしなことになるんじゃないだろうか。

メモ
  • なぜころ問答を突きつけてきた子どもに対して、「答えねばならない」というプレッシャーはどこからやってくるのか。子どもが納得する(あるいは屈服する)答えを与えないと、将来殺人鬼になるとでも思っているのだろうか。

2007-08-25

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51099893.html

何故、なぜころ問答は毎回リセットされてしまうのだろう

同じように何度も忘れた頃に蒸し返される問題としては、たとえばモンティホール問題や0.999999...=1があると思うが、これらは一応、過去の問答の蓄積を誰かが掘り返してくる。

なぜころ問答は、それがほとんどないように見える。毎回記憶喪失

*仮説

なぜころ問答は非言語的な領域でしか決着が付かない問題なので、問答を言語化して蓄積する事がそもそもできない。

なんとなくモンティ・パイソンの究極のジョークの話を思いだす。あと牛の首とか。

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