駅のホームで電車を待つ。
涼しい秋が終わり、冬がやってくることを感じさせる肌寒さだった。
自販機で買った缶コーヒーは、あの頃と同じ味だった。
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探索隊は4つに分けられ、東西南北の4方向に分岐して食料探索をすることになった。
向井は村に残り、すべての班に通信機で指示を出す。
広大な砂漠と化したこの星に、希望が残っていると信じている者はいなかった。
Permalink | 記事への反応(0) | 15:03
「村の食料が尽きる」
そう発言した向井と、そこにいる全員が分かっていたことだった。
男は向井の乾燥した唇を見ながら黙って話を聞いていた。
Permalink | 記事への反応(0) | 15:31
灼熱の太陽が照らす広大な砂漠の中に、男はいた。
動力源が壊れてしまい、直る見込みのない車の座席で、男は干からびるのを待っていた。
男は傍に転がる道中を共にしてきた仲間たちの亡骸に視線を向け、この旅の道程を今一度思い起こそうとしていた。
Permalink | 記事への反応(0) | 12:57
毎日書いていく予定。
明日できることは明日からやるぞ!
オー!!
Permalink | 記事への反応(0) | 18:39