1995年の話。
増田は高校生だった。
悪い友達が"無修正"ビデオを貸してくれた。
ところが増田は自室こそ与えられていたものの、ビデオデッキは持っていなかった。
バイトをしていなかったのでウン万円もするビデオデッキなんて買えなかった中、
地元の家電店で唯一19,800円(税込当時3%)で買えたのがFUNAI製のモノラルビデオデッキだった。
自転車の前カゴに積んで全力疾走して帰宅。
はやる気持ちで黄色と白色しかないコンポジットケーブルをセッティングして再生。
女性器を生まれて初めて見たのはこのときだった。
あれから数十年。
FUNAIが倒産したとのこと。
企業として統治がなってないなど色々あったらしいが、
かつての純朴な青年に大人への一歩を踏み出させてくれる機会を与えてくれた有難い存在だった。
ありがとうFUNAI。
この恩は忘れない。
R.I.P.
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