今回もそれが発動しているということである。
藤子不二雄作品は読者に「俺は一見した子供っぽいイメージに騙されずにちゃんと本質を見れる」という優越感を与えてしまう性質がある。
いい歳をした兄ちゃんが「この展開、ドラえもん大長編のアレと同じだね。いやーやっぱ藤子不二雄はすごいわ」みたいなことを言わせてしまうヤバさが。
これは良質な作品は時に拗らせたオタクを生み出しやすいという悲劇の話だ。
ドラえもんを読んでる奴らが皆ヤバイのではなく、ただ一部にそういう人間がいるという話なのだが、その割合が非常にヤバイのである。
まあつまる所、SNSのアイコンという無限に選択肢がある中でドラえもんアイコンを選ぶほどに「ドラえもん好きをアピールしたい奴」が独特の異臭を放っているわけだな。
今回のどら焼き屋さんでも、そういった奴らが怒涛の歩留まりで混ざってきていやがる。
ということがようやく判明したというだけのお話でした。