長与千種とダンプ松本の髪切りマッチがブック破りのわけがない。
ブックの話なんてレスラー本人や関係者からも永遠に真実が出てくるはずがないこともわかる。
ストーリー上の信憑性を持たせるために、その前にブック破りの試合を見せて既成事実を作っており、
さらにダンプに念書を書かせるみたいな演出もあったりするので、
「そういうこともあるんだ」と視聴者には思わせる工夫がされているのはヨシとします。
そんでそういうことが起こりそうな全女の会社の体質というのも事実としてあるから納得はできる。
それでも、あの髪切りマッチがブック破りのはずがないんだよ。誤解しないように。
そういうことは絶対にないという信頼から、長与千種という存在があったわけだよ。
最初から長与千種が負けて丸坊主になる。これが唯一無二のブックだった。