俺は学生時代のアルバイトから社員、と含めて10年弱書店で働いていた。ちょうど件の炎上書店くらいの規模のお店だった。
さて、7/31に取次搬入で8/10にまだ書店に来ていないということだが、べつにそんなこと驚くことでもなんでもない。よくあることだ。取次に小さい本屋が蔑ろにされるなんてことはよくあることなのだ。
だから僕たち書店員は、毎日客注リストを確認し、取次が忘れていそうな本があれば取次に催促しなければならない。搬入から一週間経っても入荷していないなら取次に電話して、何日の便に乗せて送りますという言質を取らないとならない。お客さんへの入荷が遅れるなら電話で伝えなくてはならない。取次の手綱を握っていないのは書店の怠慢である。
だいたいこの時期の客注なんてのはどこでどうお盆休みが噛んでくるかわからない最警戒シーズンだ。その辺のことも勘案できてない(お客さんに伝えてない)時点で素人は黙っとれーー感がすごい。
棚作りは大切な書店員の仕事だ。だけど、それは書店の仕事がちゃんとできる書店員になってからだ。
取次は終わってる(みんなで取次終わってるあるある言いたい)けど、終わってるとみんながちゃんとわかってるからまだマシである。こういう輩は持ち上げられたりするからタチが悪い。紀伊国屋なり三省堂なりでバイトから修行し直した方がいいですよ。
また素人が推測で書いているんだ