2024-07-27

怒りを体現した行動は、怒りを助長するため辞めたほうがいい

ムカついても、何もしないほうがいい。

そんな、とても当たり前のことに気づいたのでエピソードを添えて記録に残す。

先日、横に並んで歩く学生二人組とすれ違う場面があった。

道が狭いため、自分は少し横に寄った。

学生も少し横に寄ってくれれば、ぶつからずにすれ違える。

ただ学生側は全く避けようとしないため、このままだとぶつかってしまう。

腹を立てた自分は、少し横に寄った状態のまま真っ直ぐに歩いた。

当然、ぶつかる。詳細に書くと、学生カバン自分がぶつかる格好。

避けなかった学生が悪いと思い、謝ることもせずそのまま歩き続けた。

なぜ相手配慮して避けないのか、腹が立つ。

そしてしばらく、その学生二人組に対してイライラし続けた。

こんな感じの腹立たしい出来事は生きてると無数にある。

ただ今回の出来事は、不思議となかなか怒りが収まらなかった。

その翌日、今度は歩きスマホをしている人と同様の場面になった。

昨日と同じように腹が立ったが、もう諦めて自分が大きく避けることで衝突を回避した。

腹が立つと思いつつ、少し時間が経った後すっかりこの出来事を忘れていることに気づいた。

この2つの出来事は、発生した瞬間は同程度の憤りを感じた。とても腹が立った。

ただ、この怒りの感情生存期間が大きく異なった。

ふりかえってみると、怒りを体現した行動を起こしたか否かが違いだった。

怒りを体現した行動を取ってしまうと、その怒りが助長されて持続してしまう。

腹が立つと、相手にその怒りをぶつけたくなるが、自分のためにもそれは辞めたほうがよさそうだ。

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