Hobson's choice
A.
えり好みのできない選択、ホブソンの選択◆【語源】イギリスの厩舎の持ち主Thomas Hobsonから。◆【同】Hobbesian choice
17世紀に英国のケンブリッジで馬小屋の主人だったトーマス・ホブソンの名前にちなんで作られた言葉。
ホブソンは、ケンブリッジの大学生から金を受け取って、馬を貸したが、彼は学生がちゃんと馬の世話をしてくれないだろうと考え、良馬は貸さないことにした。 貧相な馬だけを馬小屋の入り口に並べ「入口につないである馬以外は貸せない」と言った。 学生としては、貧素な馬を借りるか、あるいは借りるのをやめるかを選択する他なかった。 それで「ホブソンの選択」という言葉が生まれた。
B.Hobson's Choice(ホブスンの選択)とは、「どうしようもない選択」という意味の慣用句である。トマス・ホブスン(英語版)という貸馬屋が、客の好みに関係なく、順番に馬を貸したという伝え話に由来する。