2024-06-30

負ける候補者投票する意義

選挙自分投票しようとする候補者が負けるだろうと予想されるときは、

負ける悔しさを味わいたくないとか、俺が行ってもどうせ負けるだろうとかで選挙に行く気がなくなってしまいがちだ。

そういう時は、投票する意義を自分なりに見出すしかない。

以下にまとめたのは、そういう時に俺が信じることにしていることだ。本当に俺の投票にこのような効果があるかのは知らない。



別の候補者が勝ったとしても、そいつが大差が勝ったか僅差で勝ったか

政治に対する心構えが変わってくる。

大差で勝ったら油断して好き放題始めるかもしれないが、

僅差で勝ったら次は危ないと思い、一応は有権者の顔色を伺うようになる。

別の候補者を大差で勝たせない、というのは投票の意義になりえる。



基本的政治家は選挙で勝ちたいので、

勝てる見込みがない政党から政治家が離れていく。

政治家の層が薄くなった政党はまともな政策提案できなくなり、その政党劣化・弱体化し、やがて支持に値するものではなくなっていく。

しかこちらが望む政策を打つ政党が他にないのであれば、

その政党の弱体化を防ぐことには意義がある。

支持政党候補者が負けるとしても大敗はさせず、選挙に勝てる見込みを残し続けることは投票の意義になりえる。



別の政党候補者が勝ったとしても、こちらの支持政党がそれなりに票を集めていれば

勝った政党に対して、次はあいつらの票をなんとかして取り込みたいと思わせることができる。

そうすれば、勝った政党こちらの顔色を窺い、こちらの望んだ政策実施検討してくれるかもしれない。

たとえ支持政党が負けても、勝った政党の行動を変えることで望みが果たされれば、それでもいいのだ。

そのためにはこちらの望みが何なのかを伝えなければならない。

その手段投票だ。

勝った政党こちらの望みを伝える、というのは投票の意義になりえる。



勝利の美酒を味わえないと分かっていても、負けると分かっている候補者投票するのはけっこうな変わり者かもしれない。

せめて自分なりの意義を見出し投票に行きましょう。他にもこんな意義があるというのがあれば教えてほしい。

  • 開票結果見て、俺の投票区で1票しか入ってないと これは俺の票やで!って誇らしくなる。

  • 前に書いたこと https://anond.hatelabo.jp/20240630202107

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