2024-06-11

理想主義現実主義ってよく二項対立にされて、大抵はなんだかんだ言いつつ後者大事なんだぜ、的な言われ方をしてる気がする。

別に両方大事だと思うし、もっと言えば理想現実の双方を別軸で語って混同してる気がする。

まず目標設定として現状維持改善か(あるいは悪化に甘んじるか)がある。この時点で「理想主義(おそらく改善を目指す姿勢を指す)」と「現実主義(おそらく現状維持)」があって、この二つを比べるのならまあ分かる。この場合の「現実主義」はあんまり賞賛を得られない気がする。

さらにそれを実現するための方法論がある。

まりに突拍子もなかったり実現の見込みが薄ければ、その原因の一つとして理想が先行しすぎている事もあるだろうし、よく言われてる「理想主義」はそれを指してるような気がする。夢想的と言ってもよさそう。

対して実行に移せそうな手段を「現実主義」と呼ぶんだと思う。

目標設定と実現方法の2段に渡って現実主義理想主義があって、いずれにしても方法論が夢想的であればあまり検討に値しなさそう。ネットでその手の人がよく「お花畑」って言うように。

ただ目的理想であっても方法論までもが夢想であるとは限らないし、同じく目的現状維持でも現実的な手段でなければ夢想的だし、その辺混同してる人が割といるような気がする。

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