2024-05-30

かつての自分を見た

出張新幹線まで時間があったか東京駅の地下を歩いていたら、明らかにやることもなくフラフラしていそうなサラリーマンがいた。

かつての自分だと思った。

当時は独身だったし彼女もいなくて大した趣味もなかったから、定時で仕事を終えて帰ってもやることがなく、ひたすら外をフラフラしてた。

無駄会社から家まで1時間半歩いて帰るとかしてた。


あれから少し時間が経って、今は会社経営をして忙しく過ごしてる。


年収は周りには1億と言ってるが本当は5000万円くらい。

でもひとまず生活に余裕が出てきて趣味もできた。

結婚もしたし、外にいると早く家に帰りたいって思う。

ずいぶんと変わったなと思うし、当時はこんな感じになるとは全く想像できなかった。

でも調子に乗らないように、昔勤めてた会社の最寄駅を通った際はたまに家まで1時間半歩いて帰ってる。

"たまに"って言ったけど1年に1回くらいかな。

から、きっとうだつが上がらずダラダラと東京駅の地下を歩いてた彼も、数%の確率で将来は大物になっているのかも。


まあ大物にならずとも、なんやかんやで人生好転してるんじゃないかな。


また近々、1時間半歩いて帰らなきゃ。

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