オートバイの人はホントね、車を抜いているんじゃなくて車に抜かせてもらってる、ってことを知ってほしい。
オートバイの人たちで車をビュンビュン抜いていくのに命をかけてるような人がいる。
そういう人たちに必ず理解してもらいたいことがある。
自分たちが上手いことタイミングをみはらかって華麗なるテクで車を抜いている。
なんて風には考えて欲しくない。
バイク乗りの人たちでも車の運転をよくする人たちはわかってるとは思うんだけどね。
私はかなりバイクの追い抜きに対して気を配っている。
バイクが接近してきたら無理な追い抜きに備えてスペースを空けるようにしている。
もしくは、ここにはスペースは存在しないということをハッキリとわかるように車間の調整などを行う。
そういったコントロールによってバイクが適切にこちらを抜けるように譲っているのだ。
なぜそんなことをするかと言えば、万が一接触されて事故でも起こされたら大惨事になるからだ。
こちらの過失がどうとかそういう話ではなく、単に自分が関わることで人が死んだり怪我をしたりすることは絶対に避けたい。
でもバイクの人に知っていて欲しいのは世の中のドライバーの全部が全部運転中にそんなことを考えているわけではないということだ。
最近は本当にスマートフォンを操作しながら運転をする人が多い。
そんななか命がけで車をオーバーテイクする人たちの気持ちは正直、理解できない。
ただ、とにかく理解していて欲しいのは、ドライバーがあなたたちを抜かせてあげている、ということだ。
決してあなたたちが華麗なるテクニックで車を追い抜いているわけではないということ。
車がスペースをつくらなければ追い抜きは出来ない。
そのことを知っていて欲しい。
対向車のいない直線なら車がスペースを作らなくてもバイクは車を抜ける