2024-05-06

発信という呪縛

SNSが普及して何でもかんでも気軽に発信できるようになって以来、本を読むにもゲームをするにも、その後に何かしら発信することを意識するようになってしまった。

意識が高くなったというよりは、得た情報を何らかの形で発信(アウトプット)しないと、時間をただ無駄にしたかのような焦燥感に襲われるといった方が感覚としては近い。

ネットには、アウトプットには得られるものが沢山あるという言説が溢れている。いわく情報を整理する能力がつくだとか、ライティングスキルが磨かれるだとか、そんな感じだ。

しか個人的経験でいえば、そういう発信行為を行ったところで、虚無感以外のものを得られたことはほとんど無い。

もちろん、これは単に書いたものが読まれていない / 見られていないことが大本の原因なのだが。

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