精神がいかれると、馬鹿みたいに身体が動かなくなる。かろうじて水だけ口に含み、横になる。ふらっと意識を持って行かれて、気がつくと数時間が経つ。
ゼリー状の疲労感にくるまれる1日。最近は悪くないと思うようになってきて、感情の麻痺をぼんやり認識した。躁の時は忙しなく動いているし、通常の精神状態の時も、気質として忙しない。だから、こういう鬱でいかれた時くらいしか、家でゆっくり過ごすことがない。だから、まあいいとしよう。そう言い聞かせて、早数年が経つ。
日中に眠りすぎて、寝付けない深夜がやってきた。この、何となく眠れない気持ちと、泥土の感情に任せて、推敲も下書きもなく文章を綴る。
朝日が昇ったら、鬱を終わらせて。さっさとバイトと勉学に勤しもう。それまでは、泥水を啜る感覚に入り浸る。
Permalink | 記事への反応(0) | 01:42
ツイートシェア