ブックに書いてあるキャラクターを演じ、そのキャラクターに命を吹き込むことを売りにしてる。
そのキャラクターを演じきるために自分自身を鍛えた結果、常人よりも優れた能力を有している。
演者自身の生まれ持った部分がブックにも反映されることでキャラクターと演者が少しずつ融合していく。
融合しているとは言えあくまでキャラクターを演じているだけなのに、それを区別できない人がキャラクターの方をその人物本人だと勘違いし始める。
完全にプロレスラーじゃん。
レスラーとしての人格と個人としての人格は別物だって皆分かった上で、リングの上ではキャラクターそのものに完全に成り切っていることを皆評価しているのに。
プロレス界はそういう文化に馴染んでいるけど、プロレス界から遠ざかるほどにその文脈理解が下がって、生きている限りずっとキャラクターを演じることを強要されたりするんだろうな。