一時期仕事が上手くいかずに収入がほぼ0になったとき、自分は盗みを働いたことがある。
といってもショボいもので、自転車のライトをパクってそれをメルカリで売っていたのだ。手間の割に全く稼げなかった。2週間やって1万くらいだっけな。
後は停めてある自転車に載せられたままになってた買い物の荷物とか。湿布が山程入ってたので今でも使わせてもらっている。
本当に病んでたときは不法侵入もした。ただ家に入ったはいいものの、怖くなって何も取らずに逃げ出したっけな。
今思えば、どれもこれも手間の割に大した稼ぎにはならなかった。こんなことなら動画投稿でもしていたほうがマシだったな。
それからというもの、いろんなものを盗めるか否かで見てしまうようになった。家のガレージに置いてあるケルヒャーとか、カメラの無い店の商品とか、場所取りで置いてある荷物とか。
あとは窓に鍵がかかってない家を見たら入れるな、夜中でも開けっ放しだなとか思うようになった。
流石にバレたら面倒だから本当に盗んだことはあれ以降ないのだが、欲望に負けそうになることがある。
あとは周囲の目を気にするようになった。元々そうだったのだが悪化した。案外人は他人を見て生活している。「誰もお前のことなんて見てない」なんて嘘っぱちであることも分かった。
それ本当に困った人や大事なもの失った人も居たと思うよ……
本当に大事なら、鍵をかけて箱にでもしまっておけばいい
しなくても盗む方が悪党なんだよなあ
それはそうだ。だから自分は死後地獄行きなんだな、惜しいことをしたと思って毎日生きてるよ どうせ悪いことするならもっと派手にやりゃ良かった