最大の違いを「殺されたのが皆に恨まれていたか好かれていたか」や「悪事をやっていたかやっていなかったか」だと思ってる人が多そうなので訂正しておきたい。
両者の最大の違いは「現実を正しく認識できた上で犯罪を実行したか」だ。
青葉が考えていた黒幕は実際には全く持って黒幕でもなんでもなく、山上の考えていた黒幕は実際に黒幕であったとも言えるという違いだ。
山上が殺した相手の罪は「山上を救わなかったこと」だと勘違いされることがあるがこれは間違いだ。
「山上のような人たちの人生が破壊される方向に明確に日本の舵を切り続けていた」という明確な罪がある。
青葉の場合は「青葉のしょうもない小説をアニメ化してやりその恵まれない人生を救ってやらなかった」ということが青葉の心に火を付けた原因と言えるが、コレは全く持って逆恨みも良い所だ。
「逆恨みを根拠にした暴力」と「明確な罪への復讐を根拠にした暴力」、この部分こそが両者の最大の違いなのだ。
この両者において「自分の認識を論拠に独断による暴力を実行」という決断部分は全く一緒である。
青葉が逆恨みで、山上が復讐となるのは、青葉が歪んだ現実認識を持っていて、山上の現実認識は現実に沿っていたという違いだけなのである。
もう一度言うが、ここを間違えている人を結構見るので気をつけて欲しい。
山上が青葉と同列の大量殺人犯みたいな扱いだけど、山上は一人殺しただけだからな。掃いて捨てるほどある怨恨による殺人事件と大差ない。
怨恨による殺人でSPを突破した事件の割合って結構高いんだ。 俺良く知らんのだけどデータとかすぐ出てきたりします?
何で急にSPの話を始めたんですか?何のためにそのデータが必要なんですか?
「山上ぐらいの事件はよくある殺人事件」というなら、「SPを突破してVIPを暗殺」がよくある事件であることを証明しないとおかしいでしょ。
怨恨の殺人事件がよくあると言ってるだけで、個別のシチュエーションは問題にしてないぞ。そんなこと言い出したら、ここの殺人事件全てに特異なシチュエーションがあるだろうから...
山上は歴代の殺人犯に比べてコスパ意識が高すぎる 加藤は17人致死傷に追いやって、馬鹿なチー牛信者を獲得した程度だった