2023-09-07

ゲーム仕様研究研究価値

夏休み明けともなると、人気ゲーム仕様研究してみたとする自由研究が提出されたりするが、まぁ、当然、低評価する。

なぜかというと、ゲーム仕様というのは単に製作者がそれを選んだからそうなっているというだけのことで、製作者の気持ちが変われば違う仕様になる程度のものに過ぎないからだ。

子どもたちのゲーム研究ほとんどはゲーム内の数字を測定するだけのものに止まり、外に広がらない。

これがせめて天体観測なら、観測データから現実世界が見えるようになるのだが、ゲーム内の数字を追うのはそのゲームに飽きるかバージョンアップされるまでのことでしかない。

もう少しメタ的な視点からその仕様が持つ社会的価値が示されるならゲーム研究評価するのだけども、そこまでたどり着く小学生は稀だ。

本人としてはたくさんの数字を調べたと自信満々なのだけど、単純に「それこのゲームの中だけの話だよね」と言っても怒り出すだけなので、うまいこと導かなければならない。

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