■感情が読めないブスには少し気を使う

最近、部署にブスがやってきた。

そいつの感情がちょっと読めない。

いや決して無口で愛想がないとかそういうわけではない。

社会人としてきちんとした会話ができるし、礼儀作法を身につけている。

必要なら世間話をするし、必要なければ黙っている。

つまり馬鹿ではない。

しかし、どうにもこうにも感情が読めない。

部署はほとんど男で占められているが数人の女性はいる。

だいたいの男は馬鹿なのでブスとそうでない女性とで接し方が違う。

もちろん全員、いい大人なのでブスに対して殊更失礼な態度をとるようなことはない。

しかし、他の女性社員に対するような接し方とはやはり違う。

どうにも名誉男性のような対応をするときが多い。

そんなブスが、ごくたまに男性社員が他の女性社員と乳繰り合っているさまを眺めている時がある。

そういうとき、そのブスの感情が全く読めない。

無、なのだ。

せめて多少の不快さだとか、

あるいは全くの無関心を装ってくれたほうが

こっちとしては助かる気持ちがある。

もちろんそんなことをする義務はブスにはないのだが。

しかし、あの無を感じさせられるとどうしようもない不安感を抱く時がある。

いったいそれがどうしてなのかは私自身わからないのだが、少しそういうとき彼女のことを気にかけてしまう。

Permalink | 記事への反応(5) | 19:53

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