原爆死没者の慰霊碑には「安らかに眠って下さい。あやまちはくりかえしませぬから」と刻まれている
この碑文を刻もうと当時の人達で同意が取れたことがまずすごいと思う
ああだこうだ理屈をつけて日本は悪くなかった、誰それが悪かった、天皇がかわいそうだのしっちゃかめっちゃかでうやむやになってもおかしくない
実際今のネットはそんな感じだし、当時も色々論争があったらしい
もし「アメリカにあやまちはくりかえさせませんから」にしていたら、広島平和記念資料館はまた一つ憎しみを上書きするあやまちの象徴になっただろう
海外の人が立ち寄って平和を考える場所になどなろうはずもなく、日本にとっての中国の抗日資料館のように近づきたくない場所になったはずだ
なぜそれができたのか
理解し合うことの難しさを感じることの多い昨今にこそ考えてみたい
戦争で男が全部死んで 非力な老人と女子供しか残ってなかったからでは?