Q.2枚のコインでコイントスしました。1枚はテーブルの上に乗りましたが、もう1枚がコロコロ転がって棚の下に潜り込んでしまいました。
答えは当然「2分の1」だ。
何でかって?あたりまえだろ。
(棚の下で縦に立っている可能性もある!とかいうのはなしな。)
え?お前は引っかかってる?3分の1だろって?
「1枚は表ってわかっているんだから、2枚とも裏は除外できる、(表、表)(表、裏)(裏、表)の3通りのうちの1つだから3分の1だ」だって?
違うなぁ。それは「2枚とも表である確率」だろ。ここで聞かれているのは「コロコロ転がっていったほう””が””表である確率」なんだよ。
風邪を引いたたかし君が病院に向かっているとき、牛がモォ~と鳴き、ちょうちょがひらひらっと飛びました。たかし君の病気はなんでしょう?
こんななぞなぞ解いたことがあるだろう。答えは盲腸ではなくて風邪だ。最初に風邪って言ってるじゃん。
テーブルの1文は牛がモォ~と鳴き…と同じ奴なんだ。
「テーブルの上のコインのことが書いてある…そうだ!これは2枚とも表になる確率を聞いているんだ!!」と引っかかってしまうわけだな。
よく「あの家には2人の子供がいて、上の子が女の子だとわかっている。下の子が女の子である確率は?」って言うのを見るけど、それもおんなじなんだよ。
…というわけで、確率のふりをした日本語の問題だったというオチでした。
本文ではひっかけと言ったが、テーブルの件を踏まえて2枚とも表である確率を聞いていると解釈するのはおかしくないと思う。
「コロコロ転がっていったほう””も””表である確率は?」と聞かれても、「2枚とも表の確率を聞いているかどうか」っていうのは人によって解釈変わると思う。
いやさすがに……。 「2枚とも表である確率は」であっても1/2でしょうこの設問なら。
1. テーブルの上のコインは必ず表である 2. テーブルの下のコインは1/2の確率で表である この条件下で2枚とも表である確率が1/3ってどんな計算したらそうなるんだよw 確率の話題っていつ...