男には性欲がある
みたいなことが当たり前とされてる。
それが前提として話が進んでいくことが多い。
漫画とか映画とかドラマとかいろんなメディアのなかでも、日常会話のなかでも。
性欲=男のもの(または性欲を向けられる対象としての女の人たちのもの)っていうのが前提にあるからだ。おばあさんには性欲がないという共通認識がフリになっている。
題材になるってことは意外性があるということ。
地味な女や魅力的じゃないおばさんにも性欲があることはよくよく考えてみたら当たり前なのに、無いことにされている。
彼女たちもポルノの題材になることはあるが、ギャップによるエロさの発生装置になっているにすぎない。見る側は彼女たち本人に興奮してるのではなくて、見た目からイメージされる普段の姿との差に興奮している。
性欲がないことにされている人たちの性欲を目の当たりにすると気持ち悪く感じてしまう。性欲があることがあたりまえとされている側の性が存在しているのも変だなと思う。
え、でも勝手に無いと思い込んでるわけじゃなくて、片方の性を代表する人達が私達には無いですって言ってたからこそ信じてるんだけど…