2022-09-08

anond:20220908185959

それは、世の中や社会から粗末に扱われる男性を、母親や妻だけが気にかけてくれているということです。

「男は家の外に出れば七人の敵がいる」という慣用句は、逆説的に家の中にいる母や妻だけは味方のはずだということを示しています

からこそ、物凄い権力者金持ちであってもその辺の庶民であっても、男性自分含めて誰からも気遣ってもらえない人生の唯一の安息場所として妻を求めるのです。

女性が「この人は私が面倒見てあげなくちゃ」などと言いがちだったのも、男性の味方をして気遣ってあげるのは自分だけだという認識や満足感があるからです。

社会からケアしてもらえる女性と、社会からケアされないが母と妻からだけはケアしてもらえる男性、というバランスがありましたが、家族主義解体非婚の増加、母や妻を求めることがあてがえ論だと責められるようになり、女性社会からケアされるが男性は誰からケアされないだけという構造になってきています

そして弱者男性は、強者男性よりも家族を持てる可能性が低いので、この不利益さらに強く受けているわけです。

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