人前で発言するのが元々すごく苦手なのだけど、この"苦手"というのは"嫌だ"とか"できれば避けたい"とかそういうのではなく、感情としては"恐怖"なんですよね。
特に怖かったのが出欠。
国語の教科書のひと段落を読む、とかなら、出だしミスっても調整する長さがあるからいい。
「〇〇さん」「はい」のこの返事。たったの2音。自分の喉からどんな音が出るか予想もできない。
裏返ったらどうしよう。いがらっぽくなるかもしれない。充分な声量が出なくて「…あれ?〇〇さん、休み?」とか言われて「あ、はい!」って答え直した声が、声の通るクラスメートの「えー〇〇さん来てたよー?」に被ってちょっと視線が集まったりなんかしてひたすらに恥ずかしくなったらどうしよう。逆にバカみたいな音量の「はい」が出ちゃったら「あいつ何急に?え、てかそんなでかい声出るの?ウケる(笑)」とか思われるかもしれない。そしたら明日から学校休もう。
伊藤さんとかから始まって、少しずつ自分の名前が近付いてくる恐ろしさったらもう。名字がサ行だからよかった。マ行だったら自分の番が来るまでに汗かきまくって息苦しくて、きっと発声にも悪影響が出たに違いない。
これ、自分の中では当たり前の恐怖だったのだけど、他の人も同じように怖がっていたのだろうか?
いいえ
え、でもちょっとぐらいは緊張したでしょ?
なんで毎朝が卒業証書授与式やねんな
朝、出欠取るでしょ??高校の時は数学と政経だけ授業毎に取ってた気がする