最愛のキンクマハムスター・まうちゃん(1歳)が網戸を食い破って脱走した。
気付いたのは部屋散歩をさせて1時間後、いつもならちょいちょい部屋の隅に見かけるのになぜかまったく視界に入らない。
朝晩涼しくなったのでクーラーを消してベランダへの窓を半開きにして脱走防止用の板をかませていたのが原因だった。
彼女はその板を押しのけ網戸を丸く食い破って脱走していた。
そのあいだ自分はヘッドホンをしてゲームをしていたので彼女が一生懸命食い破る音に気付けなかった。
部屋は1階なのでベランダの飾り穴を降りればすぐ駐車場、そして車通りのある道路になる。
網戸の穴を見て頭によぎったのは彼女が車に轢かれた姿を見つけて悲鳴をあげる自分だった。
真っ黒な丸い瞳、柔らかくて温かい背中、桃色の短いしっぽ、小さくて少し冷たい両手で触ってくる仕草。
胸の辺りが重く冷たくなって泣きそうになったけどすぐに外に探しに行かなければいけない事を思い出した。
玄関から出る前に、閉めたままの網戸を開けはなっていればもしかしたら自力で戻ってくるかもしれないと閃き全開にした後ベランダに出て彼女の名前を呼んでみた。
すると、飾り穴からベランダに入ろうと登ってくる彼女がそこにいた。
まうちゃんまうちゃんまうちゃんよかったまうちゃんおりこうさんまうちゃんまうちゃんえらいねえらいね
本当の幸運てこういうことを言うんだろうな。
しかし彼女はもうまうちゃんではない何かに・・・ 次に食い破られるのは増田の・・・
キンタマハムスター・・・ 予測変換で出てきたキンタマーニって何よ
スケベニンゲンみたいなもん
キンタマーニはエロマンガ島と同じで日本でだけ有名な海外の地名やな インドネシアのバリ島にある村の名前や それを引用したインドネシア料理の店のメニューで超特盛を「キンタ...