組織のマネジメントにおいて、ある情報を開示するかしないかが重要な論点になる場合がある。
特に、誰かにとって不都合・不利益な情報を関係者に開示するかしないかは、組織および関係者全員にとって大小さまざまな影響を与え得るため、慎重に判断されなければならない。
通常、好ましくない情報は開示したくないものだが、組織として隠蔽体質に傾くようなこともまた好ましくない。
あえて開示してしまうことで傷口が広がらないで済む場合もあり得る、逆もあり得る。
この問いに対する答えは1つではないが、いずれにしてもしかるべき責任と権限を持つ者の判断力、決断力、勇気、覚悟、度量などを総合的にいかんなく発揮してもらい、多くの関係者にとっての最適解を導き出してもらいたいものである。