嫌な仕事はパッと辞め、ほどほどの給料で自分の機嫌を取って生きるのがスタンダードになってきた。
高度経済成長期からバブル崩壊後、過去の栄光を求めて「がんばり」続けてきたひずみが露わになってきたここ10年。
「がんばらない」ことが最適解になった。
過去に「がんばって」作り上げた日本の技術的・文化的貯金はみるみる減っていき、「がんばっている」中国や韓国、その他の国どんどん抜かれていくだろう。
さみしい気もするが、自分は彼らのような頑張り方をできないし、あなたたちもできないでしょう。
かと言って「日本は終わった」と冷笑的・悲観的になるのもダサい。というかアンチ日本みたいなのがダサい。
ゆるやかに衰退する日本と我が身を、あるがままに受け入れる=アゲもサゲもしない、という精神こそが、成熟なのかも知れない。
「やめられるのが嫌なら賃金と待遇よこせ」という交渉で賃金と待遇は掴みとるもんだ。 頑張って報われないのならスパッと辞めることこそ幸せに近づく。 頑張るのは、頑張って報われ...
そもそも何のためにがんばろうとするのか気になってくる話だな。 自分が何を望んでいるのか分からないと、なんとなく良さそう他者を真似しようとする。 当然真似される側と競合する...
みんなが物質的な充足を望んでいたから努力できたんだと思う。 現代では、自分や周りの人間性を破壊してまで物質的な充足を得る必要はない、という価値観の方が強くなった。